MEMOROLL(メモロール)は、書くまでの手数を限界まで削ったメモアプリです。アプリを開くと入力欄にカーソルが入っていて、思いついたことをそのまま置いていける。タイトルもフォルダも決めなくていい——そのかわり、書いたメモには時刻と場所が静かに記録され、あとからカレンダーと地図でたどれるようになっています。
メモも写真も端末の中に置いています。同期サーバーもアカウント登録もなく、広告も利用者トラッキングもありません。控えは、あなた自身の iCloud Drive(MEMOROLL フォルダ)へ。新しい iPhone でも、そこから戻せます。
書くのは一瞬、振り返りは自在に
開いたらすぐ書ける
アプリを開いた瞬間にカーソルが入力欄へ。タイトルもフォルダも選ばせません。一度閉じて戻ったときも、いつも入力欄からです。
ロック画面から 1 タップ
ロック画面の ♮ ウィジェット、コントロールセンターのボタン、アクションボタン、ショートカット、Siri。どこから入っても、開いた瞬間に書けます(1.1)。
4時までは「昨日」
日付の境目は深夜4時。夜ふかし中のメモが、翌日に飛んでいきません。
カレンダーで振り返る
書いた日には印がつき、月をめくって過去の一日をそのまま開けます。
地図で振り返る
位置情報つきのメモを地図に。一日の分は時刻順に番号がつき、線でつながります。
写真も一緒に
撮った写真、ライブラリの写真を添付。長辺 1600px に軽量化して保存します。
払うだけの、スターとタスク
メモを右に払うとタスク、もう一度で済み。左に払うとスター。それぞれ一覧で追えます。
日本語で全文検索
SQLite の FTS5(trigram)で、助詞まじりの日本語も部分一致で引けます。
タグで束ねる
本文に # を書くだけ。検索窓に # を入れると使ったタグが一覧で出ます。
控えは自分の iCloud Drive に
書くたびに最新のメモと写真をコピー。週1回のZIPも同じ場所へ。オフにもできます。
1.1(2026-09-21):ロック画面・コントロールセンター・アクションボタン・ショートカット・Siri からの入口、開き直しは常に入力欄から、右スワイプ=タスク/左スワイプ=スター、本文と場所(座標)のコピー、地図の月切替。
つくるときに決めたこと
同期しない
サーバーに預けない代わりに、サービス終了で読めなくなることも、事業者に中身を見られることもありません。控えは利用者自身の iCloud Drive と ZIP に置きます。
分類させない
フォルダもノートブックもありません。整理の判断を書くたびに求めると、書くこと自体をやめてしまうからです。あとから検索とタグで手繰ります。
オフラインで動く
保存も検索も端末内で完結します。圏外でも書けて、引ける。地図の背景データの取得だけが通信を使います。
技術構成
- アプリ基盤
- React 19 / TypeScript / Vite / Capacitor
- データ
- 端末内 SQLite(WALモード・マイグレーション管理)
- 検索
- SQLite FTS5(trigram トークナイザ)
- 地図
- MapLibre GL JS / OpenStreetMap ベースのベクタタイル(自社配信・端末内キャッシュ)
- 控え
- iCloud Drive へのコピー保存(CloudDocuments)、週次 ZIP、ZIP / JSON 書き出し・取り込み
- 対応
- iOS 15 以上(iPhone)。ロック画面ウィジェットは iOS 17、コントロールセンター・アクションボタン・Siri は iOS 18 以上
ウェブの技術で書いたものを Capacitor でネイティブアプリとして包んでいます。画面はウェブ、データベースは端末ネイティブの SQLite という構成なので、ウェブ制作で積んだものをそのままアプリ開発に持ち込めるのが利点です。iCloud Drive への控えだけは、小さなネイティブプラグインを自前で書きました。
開発:RESDEV(株式会社RESONANCE 開発部門)。自社で企画・設計・実装しています。読みもの:開く前の一秒/なぜ、メモアプリから同期を外したのか。プライバシーポリシーもあわせてご覧ください。海外向けの X(英語):@memoroll_dev。同じく自社開発の AMAMI NOTE もあります。